こんにちは、connectommy(コネクトミー)ことコネとみです。
毎週楽しみにしている情熱大陸。
普段は知らないような職種、そしてそれを通じて新しい世界を垣間見ることができます。
2017年6月18日には、アマゾンマナティーを研究する海洋生物学者の菊池夢美さんが特集されることになりました!
マナティーは聞いたことがあるけど、アマゾンマナティーという種類は初耳だった筆者。
どうやら絶滅危惧種に認定されているようで、菊池さんは日本人女性でありながら、アマゾンへとあしげく通いその生態系の研究や絶滅から救うために活動されているということなんです!
なかなかできることではないですよね。
今回は、2つの記事で菊池さんやアマゾンマナティーに関してまとめてみました!
ご興味ありましたらもう一つの記事もぜひご覧ください♪
(文中にリンクを貼ってあります)
Contents
海洋生物学者・菊池夢美のプロフィールwiki風まとめ
菊池夢美さんのプロフィール

名前:菊池夢美
読み方:きくちむみ
生年月日:1981年生まれ
所属:京都大学野生動物センター
元/東京大学農学生命科学研究科水産資源学研究室 特任研究員
出身校:東京大学水圏生物科学専攻/日本大学 動物資源科学科
好きなもの:妖怪ウォッチ・吉本新喜劇
愛犬の名前:きゅうちゃん
情熱大陸では、アマゾンマナティーの研究をされているということで、マナティー愛に溢れている方という印象だった菊池さん。
ご自宅ではトイプードルのきゅうちゃんと一緒に過ごされているようです。
それもあってか、ご自身のFacebookではワンちゃんの里親募集や動物を飼うために必要なことなどを紹介されていました。
動物全般に愛情が深い方だというのがよくわかります。
菊池夢美さんの経歴

2010年に東京大学大学院農学生命科学研究科を修了した菊池さんは、博士号(農学)を取得しました。
2010年4月からは、東京大学水産資源学研究室へ。
2012年から独立行政法人水産総合研究センター水産工学研究所にてCRESTプロジェクトにてお仕事をされていたようです。
2014年4月からは、京都大学野生動物研究センターにてSATREPSプロジェクト研究員となり、現在までアマゾンマナティーに関して研究を続けておられます。
海洋生物学者になったきっかけなどは、もう一つの記事にまとめておりますので、こちらも合わせてどうぞ♪
こちらの記事では、あの可愛らしいアマゾンマナティーが見れる場所についても調査していますよ!
海洋生物学者になるには?菊池夢美の年収も予想!
海洋生物学者になるには?

菊池さんもそうですが、海洋生物の研究者といえば有名なのはさかなクン。
どちらも、幼い頃から海洋生物に魅了されて、いずれ自分で研究したいと夢見ていた子供時代を過ごしていたようです。
もしも、自分の子供がそんな夢を抱いたら・・・
親としては何かしらでサポートしてあげたいですよね♪
また、情熱大陸を見て
私がやりたかったことはこれだ!
と、気づいた人もいるかもしれませんね。
ということで、どうやったら海洋生物学者になれるか、何歳からでも挑戦できるのかを調べてみました。
まず海洋生物学者になるには、大学を卒業し、修士課程・博士課程に進学するなどかなりの努力が必要です。
明確な年齢制限はないようですが、研究者として地道にステップアップする必要があるため、高年齢からのチャレンジは難しいようです。
学歴は大卒・大学院卒が必須なんだとか。
ちなみに、国内にある大学で海洋生物に関して学べる大学は
・東京海洋大学
・日本大学
・東海大学
などがあるようです。
大人になってからチャレンジするとなると、大学院卒までの必須条件をクリアするだけでも8年の時間を有することになります。
そこから研究発表や実績を積み重ねて、やっと研究者としての道が見えてくるんですね。
確かに、なかなか気が遠くなるような道のり。
本当に好きでないと、頑張れないですね。
海洋生物学者ってどんな仕事なの?

ここまでお話してきましたが、改めて海洋生物学者がどんなことをしている人たちなのかをご紹介しておきます。
海洋学者とは、海洋の調査分析を行う職業をさします。
海にいる生物や海洋の地質学など、海洋に関するあらゆる事を研究対象としているんです。
主なお仕事は、大学や研究施設において海洋に関する研究をすること。
代表的な研究内容は
・海洋科学:海洋物質の性質や変動などを研究する。
・海洋地質学:海底の地質などを研究する。
・生物海洋学:海洋に存在する魚や動物の生態などを研究する。
などがあるそうです。
研究という分野は、直接的に私たちの生活に密着しているように思えないことが多いですが、この研究者たちの努力によって新たな薬が生まれたり、自然界における異常現象(地震や異常気象等)の解明に役立っているのです。
まさに、縁の下の力持ち的存在なのですね。
情熱大陸というきっかけがなければ、知ることができない世界でした!
他にも、今までに出演された方の記事を書いています。
気になる方は【情熱大陸カテゴリー】から♪
ご自身の世界が広がるきっかけになると思いますよ。
菊池夢美のような海洋生物学者の年収はどのくらい?

研究者のほとんどは、大学や研究施設での勤務になります。
大学にいる場合、研究者でありながら大学の教授などになってその学科で学ぼうとしている学生たちの指導にもあたります。
さかなクンは、東京海洋大学名誉博士・客員准教授という役職についているのは結構有名な話。
大学でこうして教授としての活動を続けながら研究をしている人は、その役職によって年収が変わるようです。
大学教授の年収は約1070万円(平成26年)
大学准教授の年収は約830万円(平成26年)引用:賃金構造基本統計調査より
菊池さんが所属しているのは、京都大学野生動物センター。
実際の求人を見てみると、
給与等:月額350,000円
(超過勤務手当を除いた諸手当及び退職手当等の支給なし)
という記載がありました。
月収としては高い方ですし残業代も出るようですが、退職金やボーナス等の手当がないことを考えると、ちょっと寂しい感じですね。
残業をしていないと想定した時の年収は
420万以上
女性の年収としては高いほうかもしれません。
研究者は、その研究内容によって国からの研究費用等にも大きな差があるそうです。
大学で研究をしている私の友人は
研究発表で大きな結果を残さないと、その研究自体続けられなくなるから必死
と、疲れ切った顔でつぶやいていましたっけ(苦笑)
数年前に話題になった小保方さんの件も、こういった背景があっての事件だったんですね。
一年の三分の一もアマゾンに?!菊池夢美は結婚しているのか?

お年頃の菊池さん。
マナティーに対する愛情が溢れ、今までの人生をマナティーに捧げているといっても過言ではないわけですが、私生活ではご結婚などはされているんでしょうか?
調べてみると、一般の方ということもあり結婚や恋人に関する確証めいた情報はありませんでした。
しかし、筆者独自の調査でちょっと気になることが・・・。
アマゾンマナティーに関する研究をしている菊池さんは、実際に現地での視察や研究をすることも多いのだそう。
なんと、一年の三分の一をアマゾンで過ごしているんだとか!!
かなり長い期間、海外にいらっしゃるのですね。
プロフィールの中でもご紹介しましたが、とっても可愛いトイプードルのきゅうちゃんと同棲中♪
一年の三分の一も海外にいるのにワンちゃんと同棲しているということは、その間のお世話は?
しかも、写真の左手薬指にはキラリと指輪も♪
もしかしたら、旦那様か同棲中の彼氏さんがお世話をしているのかもしれないですね。
菊池夢美が所属する京都大学野生動物センターではこんなことも研究していた

菊池さんが所属している京都大学野生動物センターでは、アマゾンマナティーの他にどんな研究がされているんでしょうか?
少しだけご紹介したいと思います♪
JST-JICA program SATREPS
“フィールドミュージアム構想”によるアマゾンの生物多様性保全地球の陸地面積のたった6%ほどである熱帯雨林には、全生物種の半分以上が生息していると言われています。
特にアマゾンの熱帯雨林は世界最大で、大変重要な場所として注目されています。しかし、都市化が進むにつれてこの貴重な自然の生態系が崩れつつあるのです。
研究・保全・普及活動を行うことで、自然と調和した発展に尽力しています。
JSPS 研究拠点形成事業(A.先端拠点形成型)
大型動物研究を軸とする熱帯生物多様性保全研究近年、経済発展が著しく、自力での多様性保全の機運が高まっているブラジル・マレーシア・インドと日本が、対等な関係で研究交流することで熱帯生物多様性保全に関する国際研究協力ネットワークを構築することを目標とした事業。
JSPS 研究拠点形成事業(B.アジア・アフリカ学術基盤形成型)
西部タンザニアにおける野生動物保全研究本研究では、多様な動植物に恵まれている西部タンザニアにおいて、日本およびタンザニアを中心とした研究チームによる長期研究体制を確立し、野生動物の基礎研究を推進すること、ならびにそうした基礎研究から得られた成果をもとにこれらの野生動植物を効果的かつ持続的に保全する具体的計画を立案し提言することを目標とする。
その他、研究を発展させるための機関をサポートしています。
文部科学省 博士課程教育リーディングプログラム
霊長類学・ワイルドサイエンス・リーディング大学院国立環境研究所との共同プロジェクト
野生動物遺伝資源データベース連携動物園との協力プロジェクト
動物園大学
JICA草の根技術協力事業
在来家畜生産の効率化によるガーナの食糧事情向上支援西アフリカに位置するガーナ共和国の北部地域では、食糧供給が不安定で、栄養不足が深刻です。
そのため生態系への影響も心配されています。
本プロジェクトでは、環境保全および住民の生活向上をはかるため、動物性タンパク質の安定供給源として在来動物由来家畜の飼育の普及を目指します。
ー引用:京都大学野生動物センターサイトより
様々な角度から、世界の自然を守るためのサポート活動をしています。
日本とは離れた場所なため、あまり自分ごとに感じることが少ないかもしれませんが、世界の自然が崩れれば地球として大きな問題になるのです。
日本という場所から、地球を守るために色々なところで活躍してくれている!
なんだか、同じ日本人として誇らしくなりますね♪
まとめ
研究職というと、とても硬いお仕事というイメージでしたが、菊池さんご自身はとても可愛らしく女性らしい感じ。
マナティーが大好き!
と、ビビッときた直感からこうして研究職につき、マナティーの生態系を守るために今も活躍されています。
私たちがマナティーを見られるのも、こうした人たちがいてくれるからなんですね。
今年の夏は、菊池さんに感謝しながらアマゾンマナティーを見に行こうかしら♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
by コネとみ
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