芥川賞と直木賞の2017候補のあらすじや作者は?違いや賞金についても調査

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こんにちは、connectommy(コネクトミー)ことコネとみです。

筆者は個人的に読書が好きで、Kindleを愛用して一ヶ月で数冊の本を読むようにしております。

電子書籍が普及してから、若い人も本を読む人が増えてきた印象がありますね。

普段、読書をしない人にとっても気になるのは『芥川賞』『直木賞』
筆者もいまいちその賞がどんな賞なのかはわかっていないのですが(苦笑)

とにかく、この賞を受賞するのはすごいことだということくらいはわかります。

テレビで大きく取り上げられることも多く、最近では芸人の又吉直樹さんが芥川賞を受賞したことで注目されました。

ここまで取り上げられると、読んでみたくなっちゃうものです。

ということで。

今回は先日発表されたばかりの芥川賞・直木賞2017年候補の作者やあらすじについて。
そして、よくわかっていなかったそれぞれの違いや賞金についてまとめてみました!

ぜひ、次に読む本の参考にしてください。

Contents

2017年芥川賞・直木賞の候補作品が発表

芥川賞 直木賞 2017 発表

2017年6月20日。
芥川賞・直木賞の2017年候補作品が正式に発表されました。

今回選ばれたメンバーは、ほとんど今までも候補に上がったことがある人ばかり。
初の候補選抜になったメンバーも目が離せませんね。

現段階ではまだ候補であり、ここから選考会にかけられて受賞作品が決定します。

選考会は7月19日午後5時から東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれるそうです。

・・・って、料亭で決めるんですね(苦笑)

正式に受賞作品が決定したら、おってまた記事をアップしたいと思います♪

次章からは、候補に選ばれた作品とその作者についてご紹介していきますよ!

【芥川賞候補】今村直子が綴る『星の子』作者やあらすじを解説

今村直子(いまむらなつこ)さんのプロフィール

作家 今村夏子 芥川賞

1980年広島県広島市生まれ。

2010年「あたらしい娘」(のちに「こちらあみ子」に改題)で第26回太宰治賞を受賞。11年『こちらあみ子』でデビュー。

〈作品〉
『こちらあみ子』2011年筑摩書房刊=第24回三島由紀夫賞受賞。
「あひる」16年たべるのがおそいvol.1=第155回芥川賞候補、単行本は16年書肆侃侃房刊=第5回河合隼雄物語賞受賞。

ー引用:日本文学振興会サイトより

まだまだお若い今村さんですが、36歳の時に一度芥川賞の候補として挙げられ、今年で2年連続ノミネート。

2017年こそ受賞できるのでしょうか?

『星の子』のあらすじや購入サイト

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<あらすじ>
主人公・林ちひろは中学3年生。
出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき、その信仰は少しずつ家族を崩壊させていく。

日常が平穏に進んでいる中、その平穏のバランスはギリギリで保たれているような絶妙のアンバランス感。

ドラマティックな展開というよりも、主人公の中の心の葛藤が読み手の中で引っかかるようです。

読者からは

いつ決定的な破綻が訪れてもおかしくない状況で、何かがおかしいとたぶん関係者全員が思っているにもかかわらず、坦々と続いてしまっている日々。

ほんの数ミリ程度の揺らぎで音を立てて悲劇へと傾くのであろう平穏を絶妙なバランス感覚で描ききっている手腕が流石。

善意や思いやりを抱いていてさえ噛み合わなくて伝わらない気持ち。
同じ空を見上げていても同じものを見られない哀しさと寂しさ。

正しい答えも明確な救いもなくて、読んでいてどうにもならない居心地の悪さを感じずにはいられないのに読むのをやめられないのが著者の筆力なのだろうな。

今村さんの世界観を絶賛する声が多かったように感じます。

【芥川賞候補】温又柔(おんゆうじゅう)が綴る『真ん中の子どもたち』作者やあらすじを解説

温又柔さんのプロフィール

作家 温又柔 芥川賞

1980年台湾・台北市生まれ。
3歳より東京在住。
法政大学大学院国際文化専攻修士課程修了。

2009年「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞。11年、同作品を収録した『来福の家』を刊行。

〈作品〉
『来福の家』2011年集英社刊。
「母のくに」11年すばる3月号。
『台湾生まれ 日本語育ち』15年白水社刊=第64回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。

ー引用:日本文学振興会サイトより

お名前は、英語表記で『WenYuju』さん。
読み方は、おんゆうじゅうさんと読むんですね。

海外生まれではあるものの、幼少期から日本で生活されている彼女。
とっても、笑顔が可愛らしい♪

『真ん中の子どもたち』のあらすじ

真ん中の子どもたち あらすじ

<あらすじ>
中国語が話せる父と台湾人の母を持つ琴子ことミーミーは、複数言語の狭間で根っこを探し彷徨う。

台湾人の母は台湾語と中国語(普通語)をチャンポンにして日本語も混ぜて話し、琴子の家では複数の言語が飛び交っている。

琴子は漢語学院で中国語を学び上海に語学留学し、父親が台湾人のリンリンや、両親が日本国籍を持つ中国人で関西弁を喋る舜哉と親しくなる。

ここで初めて上海語を覚え、台湾語をやや侮蔑的な「南方口音」と呼ばれたり、先生からは厳しく普通語の発音を指導される。

ミーミーやリンリンは、多くの異なる言語や文化の中で翻弄されながらも、子供ながらにそれを受け入れ愛を持つ。

生まれた場所の違い、言語の違い、文化の違い。
大人になればそれぞれの違いがすごく目につくものですが、子供にとってそれは大きな世界の一つでしかないわけです。

全てにおいて、変に偏った目で見るのではなく自分の完成が動くのを感じ、愛する。

ルーツを探す内容になっているのですが、その中には『ルーツにこだわりすぎなくてもいいのではないか?』というアンチテーゼも含まれているよう。

色々な世界をその目で見てきた温又柔さんならではの視点ですね。

【芥川賞候補】沼田真佑(ぬまたしんすけ)が綴る『影裏(えいり)』作者やあらすじを解説[追記]

沼田真佑さんのプロフィール

作家 沼田真佑 芥川賞

1978年北海道小樽市生まれ。
西南学院大学卒。

2017年「影裏」で第122回文學界新人賞を受賞。

〈作品〉
「影裏」2017年文學界5月号。

ー引用:日本文学振興会サイトより

文學界(ぶんがくかい)新人賞を受賞して、ノリにノッテいる沼田さん。

この波に乗って、文学界に殴り込みですかね?

『影裏(えいり)』のあらすじ

影裏 あらすじ

<あらすじ>
医薬品を扱う企業の岩手支店に勤める30過ぎの男性である「わたし」

もとは同じ職場で、たびたび2人で釣りに出かけたりするほど親しかったのに、先方が転職して以後はあるきっかけから疎遠になっていった男が、どうやら思っていたのとはかなり異なる人間性を持っていたということを、東日本大震災をきっかけに知ることになる

作品の中には、あらすじでは語られない

「え?そんなにさらっと書いていいの?」

と思えるようなエピソードも盛りだくさんのようです。

人間には多面性があり、自分が見ている相手が全てではない。

派手さはないながらも、行間のたくみな使い方で世界観を表現してくれている作品と高評価を得ています。

[追記]見事、2017年の芥川賞を受賞されたそうです!

内容も端々まで見逃せないようなので、早速読んでみようかしら♪
明日から、書店で購入困難になるかもしれないですね。

こういう時は、やっぱりネットで楽チン購入(笑)

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【芥川賞候補】古川真人(ふるかわまこと)が綴る『四時過ぎの船』作者やあらすじを解説

古川真人さんのプロフィール

作家 古川真人 プロフィール

1988年福岡県福岡市生まれ。

2016年「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞を受賞しデビュー。

〈作品〉
「縫わんばならん」2016年新潮11月号=第156回芥川賞候補、単行本は17年新潮社刊。
「四時過ぎの船」17年新潮6月号。

ー引用:日本文学振興会サイトより

昨年新人賞を受賞した古川さん。

こちらも新星として、新しい風を吹き込んでくれています。

『四時過ぎの船』のあらすじや購入サイト

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<あらすじ>
「ノートを机の上に見つけた吉川佐恵子は、何もかもを思い出した。」
島の古い家で暮らす佐恵子の、不明瞭な記憶、次々に移ろっていく回想、曖昧でぼやけているような佐恵子の意識を、精緻に描く。

稔という佐恵子の孫に当たる青年は、不意に思い浮かんだ<おれはこれからどうなるんやろう>という思いを背負いながら、祖母佐恵子との遠い記憶を回想する。

不意に出てくる子どもの意味、「やぜらしか」という方言、まさに糸と糸が交差し捻れるような物語が展開されていく。

多くの人から支持されるこの作品。
その作品展開が緻密であり、文章を読み進めさせる原動力になっているようです。

読者からは

という、周りにも推薦する声が多く見られました。

人に薦めたくなるというのは、相当よかった証拠ですね。

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【直木賞候補】木下昌輝(きのしたまさき)が綴る『敵の名は、宮本武蔵』作者やあらすじを解説

木下昌輝さんのプロフィール

作家 木下昌輝 プロフィール

1974年大阪府大阪市生まれ、奈良県奈良市で育つ。
近畿大学理工学部建築学科卒業。
ハウスメーカーに勤務後、フリーライターとして活動。

2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞。
14年、同作を収録した『宇喜多の捨て嫁』でデビュー。

〈作品〉
『宇喜多の捨て嫁』2014年文藝春秋刊=第152回直木賞候補。
『人魚ノ肉』15年文藝春秋刊=第6回山田風太郎賞候補。
『天下一の軽口男』16年幻冬舎刊=第38回吉川英治文学新人賞候補。
『戦国24時 さいごの刻』16年光文社刊。
『敵の名は、宮本武蔵』17年KADOKAWA刊=第30回山本周五郎賞候補。

ー引用:日本文学振興会サイトより

社会人をやりながらのフリーライターで、候補に上がるとはすごいですね!
今までも、多くの賞の候補には上がっていますが受賞までは行っていないようです。

今回、念願の受賞なるのでしょうか?

『敵の名は、宮本武蔵』のあらすじや購入サイト

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<あらすじ>
七人の敗者たちから描く、剣聖の真の姿。
かつてない宮本武蔵像が誕生した

剣聖と呼ばれた男の真の姿とは──。

島原沖畷の戦いで“童殺し”の悪名を背負い、家中を追放された鹿島新当流の有馬喜兵衛の前に、宮本無二斎と、弁助(武蔵)と呼ばれる十二、三歳の子供が現れた。
弁助は、「生死無用」の真剣で果し合いをするというのだが……。

少女を救うため、避けられぬ戦いに命を賭す「クサリ鎌のシシド」、武蔵の絵に惹きつけられるも、一対一の勝負に臨む「吉岡憲法の色」、武蔵の弟子たちが見た剣の極地「皆伝の太刀」、武蔵と戦う宿命を背負った小次郎「巌流の剣」、そして次には……。

敵たちの目に映った宮本武蔵。その真の姿とは──。

歴史小説大好きな筆者としては、かなりテンションが上がるあらすじでした(笑)

小説を読まない人でも、宮本武蔵と言えば『バガボンド』などの漫画でも取り上げられる有名な歴史上の人物。

男女問わず愛されるその生き様はすでに多くの人が知るものですが、『真の姿』という切り口でどう読ませてくれるのかワクワクしますね。

【直木賞候補】佐藤巖太郎(さとうがんたろう)が綴る『会津執権の栄誉』作者やあらすじを解説

佐藤巖太郎さんのプロフィール

作家 佐藤巖太郎 プロフィール

1962年福島県福島市生まれ。
中央大学法学部法律学科卒。

会社員を経て、2011年「夢幻の扉」で第91回オール讀物新人賞を受賞。
16年「啄木鳥」で第1回決戦!小説大賞を受賞。
17年『会津執権の栄誉』で単行本デビュー。

〈作品〉
「夢幻の扉」2011年オール讀物11月号=第91回オール讀物新人賞受賞。
「啄木鳥」冲方丁ほか著『決戦!川中島』16年講談社刊収録=第1回決戦!小説大賞受賞。

ー引用:日本文学振興会サイトより

新人賞から小説大賞まで。
しっかりと着実にその実力を世に知らしめている佐藤さん。

作家としては大きな目標になる直木賞も、受賞することができるのでしょうか?

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<あらすじ>
四百年の長きにわたり会津を治めてきた芦名家。

しかし十八代目当主が家臣の手にかかって殺されたことから男系の嫡流が断たれ、常陸の佐竹義重の二男、義広が婿養子として芦名家を継ぐことにに決まった。

血脈の正当性なき家督相続に動揺する、芦名家譜代の家臣たち。
義広が引き連れてきた佐竹の家臣団との間に、激しい軋轢が生じる。

揺れ動く芦名家に戦を仕掛けるのが、奥州統一を企てる伊達家の新当主、伊達政宗。
身中に矛盾を抱えたまま、芦名氏は伊達氏との最終決戦、摺上原の戦いに至る。

続けてきました、歴史小説!
こちらは伊達政宗の時代ですか。

あえて伊達の視点からではなく、芦名家の視点から展開される世界観。
正直、筆者はあまりこの家系を知りません(汗)

歴史小説は、好き嫌いがはっきり出る分野ですが、これを機会に挑戦してみるのもいいかも。

【直木賞候補】佐藤正午(さとうしょうご)が綴る『月の満ち欠け』作者やあらすじを解説[追記]

佐藤正午さんのプロフィール

作家 佐藤正午 プロフィール

1955年長崎県佐世保市生まれ。
北海道大学文学部中退。

83年『永遠の1/2』で第7回すばる文学賞を受賞。
同作品でデビュー。

〈作品〉
『Y』1998年角川春樹事務所刊。
『きみは誤解している』2000年岩波書店刊。
『ジャンプ』00年光文社刊。
『小説の読み書き』06年岩波書店刊。
『5』07年角川書店刊。『アンダーリポート』07年集英社刊。
『身の上話』09年光文社刊。
『鳩の撃退法』14年小学館刊=第6回山田風太郎賞受賞。

ー引用:日本文学振興会サイトより

デビュー作で文学賞を受賞。
今回のメンバーの中では、一番作家歴が長いです。

若手の新風の中で、ベテランが意地を見せるのか?

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<あらすじ>
あたしは、月のように死んで、生まれ変わる

──目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか?

三人の男と一人の少女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく。
この数奇なる愛の軌跡よ!

さまよえる魂の物語は、戦慄と落涙、衝撃のラストへ。

アァ・・・これは・・・絶対泣く予感がする!!!

筆者が大好きな作家・伊坂幸太郎さんも、佐藤正午さんのファンなようで、作品自体にもかなり期待が高まっています。

読者たちからは『感想が難しい』という声がちらほらと。

お話としては綺麗に終わっているし面白いようなのですが「それはどうなの?」という世界観があるようですね(ネタバレになるのでここでは記載しませんが)

むしろ、そう言われると読んで見たくなるのは私だけでしょうか?(笑)

[追記]見事、2017年直木賞を受賞されました!

やはり、この独特の世界観というのが文学賞的にヒットしたようですね。

こちらも早めにチェックせねば!

【直木賞候補】宮内悠介(みやうちゆうすけ)が綴る『あとは野となれ大和撫子(やまとなでしこ)』作者やあらすじを解説

宮内悠介さんのプロフィール

作家 宮内悠介 プロフィール

1979年東京都生まれ。
早稲田大学第1文学部卒業。

2010年「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞山田正紀賞を受賞、12年同作収録の『盤上の夜』で単行本デビュー。

〈作品〉
『盤上の夜』2012年東京創元社刊=第147回直木賞候補、第33回日本SF大賞受賞。
13年第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞。
『ヨハネスブルグの天使たち』13年早川書房刊=第149回直木賞候補。
『エクソダス症候群』15年東京創元社刊。
『アメリカ最後の実験』16年新潮社刊=第29回山本周五郎賞候補。
『彼女がエスパーだったころ』16年講談社刊。
『スペース金融道』16年河出書房新社刊。
『月と太陽の盤』16年光文社刊。
「カブールの園」16年文學界10月号=第156回芥川賞候補、単行本は17年文藝春秋刊=第30回三島由紀夫賞受賞。

ー引用:日本文学振興会サイトより

すでに、直木賞や芥川賞の候補に選ばれた経歴をもつ宮内さん。
三島由紀夫賞も受賞してますからね。

かなり有力候補と言えるのではないでしょうか。

『あとは野となれ大和撫子(やまとなでしこ)』のあらすじや購入サイト


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<あらすじ>
中央アジアのアラルスタン。
ソビエト時代の末期に建てられた沙漠の小国だ。

この国では、初代大統領が側室を囲っていた後宮(ハレム)を将来有望な女性たちの高等教育の場に変え、様々な理由で居場所を無くした少女たちが、政治家や外交官を目指して日夜勉学に励んでいた。

日本人少女ナツキは両親を紛争で失い、ここに身を寄せる者の一人。
後宮の若い衆のリーダーであるアイシャ、姉と慕う面倒見の良いジャミラとともに気楽な日々を送っていたが、現大統領が暗殺され、事態は一変する。

国の危機にもかかわらず中枢を担っていた男たちは逃亡し、残されたのは後宮の少女のみ。
彼女たちはこの国を――自分たちの居場所を守るため、自ら臨時政府を立ち上げ、「国家をやってみる」べく奮闘するが……!?

内紛、外交、宗教対立、テロに陰謀、環境破壊と問題は山積み。
それでも、つらい今日を笑い飛ばして、明日へ進み続ける彼女たちが最後に摑み取るものとは――?

取り残された少女たちが、国家を作ろうとするという奇想天外な展開に驚きが隠せません。

世界が持つ多くの問題を、作品の中で冒険エンタメとして読ませるなんて、どうしてそんな発想が出てくるんでしょうね。

読者からは

うーん、ちょっと期待値が高すぎたか。

物語のテーマは重厚で現実的。
その一方で、物語の展開はエンタメ色が強く非現実的。
少しアンバランスな印象を受けた。

ただ面白くなったわけではない。
主人公の葛藤は胸に迫るものがあり考えさせられた。

というご意見も。

リアルな問題をフィクションの世界観で描くことが、吉と出るか凶と出るかは読み手の好みに大きく左右されそうですね。

【直木賞候補】柚木麻子(ゆずきあさこ)が綴る『BUTTER(バター)』作者やあらすじを解説

柚木麻子さんのプロフィール

作家 柚木麻子 プロフィール

1981年東京都生まれ。
立教大学文学部フランス文学科卒業。

2008年「フォーゲットミー・ノットブルー」で第88回オール讀物新人賞を受賞。
同作を含めた単行本『終点のあの子』でデビュー。

〈作品〉
『終点のあの子』2010年文藝春秋刊。
『あまからカルテット』11年文藝春秋刊。
『嘆きの美女』11年朝日新聞出版刊。
『ランチのアッコちゃん』13年双葉社刊。
『伊藤くんAtoE』13年幻冬舎刊=第150回直木賞候補。
『本屋さんのダイアナ』14年新潮社刊=第151回直木賞候補、
『ナイルパーチの女子会』15年文藝春秋刊=第153回直木賞候補、
第28回山本周五郎賞受賞、
第3回高校生直木賞受賞。

ー引用:日本文学振興会サイトより

高校生直木賞とは、全国の高校生たちが集まって議論を戦わせ、直近一年間の直木賞の候補作から「今年の1作」を選ぶ試みです。

つまり、現代の高校生に一番支持されている作家さんということですね。

本離れが進んでいる中、若い人たちからの支持を得ているというのはすごい!

『BUTTER(バター)』のあらすじ

BUTTER あらすじ

<あらすじ>
男たちから次々に金を奪った末、三件の殺害容疑で逮捕された女、梶井真奈子。

世間を賑わせたのは、彼女の決して若くも美しくもない容姿だった。

週刊誌で働く30代の女性記者・里佳は、梶井への取材を重ねるうち、欲望に忠実な彼女の言動に振り回されるようになっていく。

現実世界の事件でもありそうな内容。
あらすじだけを見て、ちょっとだけ百田尚樹さんの『モンスター』や松本清張さんの『黒革の手帖』を思い出しました。

まだ読んでいないので内容はわかりかねますが、どの時代にも「女性特有の魔性」部分を描く作品をぞくっとさせられるものがあります。

読者からは

ねっとりと、相手の甘い部分も苦い部分も、全部からめとって味わい尽くす。

実際にあった結婚詐欺、連続殺人事件の容疑者であった木嶋氏が容疑者のモデルとなったこの作品。
欲望だけで塗り固められた梶井容疑者の世界に、主人公は知らぬ間に足を踏み入れ、抜け出せなくなり、誰もが破滅に追い込まれます。

読んでいる私自身も、今まで押さえていた欲望のタガが外れ、仕事を抜け出し、遠くの美味しいレストランに初めて一人でランチをしに行ってしまいました。

読んでいる人も、主人公と同じように、欲望に忠実にさせる魔法の力を持つ作品でした。

と、このリアルとフィクションの間をいく中毒性のある世界観に浸っているご様子。
事実、実在した人物をモデルにしているんですもんね。

これは、同じ女性として必読したい一冊です!

芥川賞と直木賞の違いは?賞金はいくらもらえる?

芥川賞と直木賞の違いとは

芥川賞 直木賞 違い

日本の文学において、素人でも耳にしたことがある『芥川賞』『直木賞』
どんな違いがあるのでしょうか?

説明によると、

「芥川賞」は芥川龍之介の名を冠した純文学が選考基準の新人作家が対象の文学賞。
「直木賞」は直木三十五の名を冠した大衆文学が選考基準の新人及び中堅作家が対象の文学賞。

ということでした。

芥川賞は作家としての登竜門な訳ですね。
さらにステップアップした人たちも対象となったのが、直木賞になるようです。

作品内容としても、芥川賞が『純文学』であるのに対し、直木賞は『大衆文学』に贈られるもの。

純文学ではその芸術性を、大衆文学ではその娯楽性を重視されます。

ちなみに、各賞を作り出した人たちが

芥川賞=芥川龍之介
直木賞=直木三十五

どちらも、かなり有名な作家さんなのです。

一度受賞してしまうと、この賞にその後エントリーすることはできません。

一生に一度しか受け取れない、名誉ある賞なのです。

各賞に与えられる賞金とは

芥川賞 直木賞 賞金

下世話な話ですが、この賞を取るといくらもらえるんでしょうね?(笑)

ちょこっと調べてみたところ、どちらも賞金は

正賞は懐中時計、副賞は100万円

とのことでした。

懐中時計の価値がわからない筆者は、

100万円の方が下なんだ

と、思ってしまったわけですが(苦笑)

金額的にもそんなに大きなものとも言えず、どちらの賞も金額よりも名誉を重んじているようです。

まぁ、そのあとに注目されてバカ売れすれば、印税が入ってくるわけですしね。
しかも、テレビ出演とかも増えますし。

一気に収入が上がるのは間違いないと思われます。

まとめ

どの作品も、それぞれにカラーが違っていて読みたくなるものばかり。
正式に受賞作品となれば、書店には長蛇の列ができるんでしょうね。

もちろん、ノミネートしただけでもかなり注目度が上がります。

これからこの作家さんたちがどんな作品を生み出していくのか。
合わせて注目していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

by コネとみ

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